2010年の貸金業法改正・施行でクレジットカードのショッピング枠による現金化の今後について考えてみることにします。
今後のクレジットカード現金化はどうなっていくか予想
まず、割賦販売法の改正があったことは無視できない事実です。
カードのショッピング枠内での商品の購入そのものは現状では何らの違法性もありませんが、厳密な意味ではカード規約に違反しないという但し書きが付いて回ります。
さらに、現金化業者の出方も問題になってくることが懸念されます。
このシステムを悪用する現金化業者が増えれば利用者からの苦情が増えてくるでしょう。
その苦情が多くなれば当然何らかの規制の対象になることが推測されます。
したがってこのクレジットカード現金化という業態がすぐには無くならないでしょうし、利用者も増えるとは考えられますが、やがては何らかの変化が起こるのではないでしょうか。
そこで、今後も含めて利用者にクレジットカード現金化サービスを利用する際に気をつけておきたい点を考えてみましょう。
まず利用者はまともな現金化業者を選ぶ目を十分に養うことでしょう。
サイトや看板、チラシの甘い言葉に騙されないことです。
もし、電話がかかってくるようなら絶対に止めましょう。
そして、うっかりカード番号などをファックスなどで送らないことですし、もちろんカードを現金化業者に預けるようなことは禁物です。
何年か前の調査によりますとにほんでのショッピング枠現金化の発行枚数は2億枚を超えているとのことですが、カードでの決済率は10%にも達していないとのことです。
しかし外国ではカード決済が現金決済よりも歓迎されている国も多いのが現状ですから、日本ではこれからクレジットカードによる決済が増加していくことが予測できます。
そして、これはクレジットカード現金化の増加を意味するものではないでしょうか。
つまり、現状の日本の低迷する社会経済の状況と、カード決済のさらなる普及を考え合わせた時、カードでの買物が主流になれば、クレジットカード現金化の波も次第に大きいものになると思います。
以前は恐怖感のあったデメリットも今ではほぼ解消
現金化って、メリットだらけだと思いませんか?
高すぎる利息を取るキャッシングと比較しても、その利息はグッと低いですし、即日対応もしてもらえますし、しかも、利用する限度枠も非常に大きなものなんです。
なのですが、「クレジットカードのショッピング枠の現金化には、デメリットがまったくありません。いいところばかりです」、と言われても、それはそれで不安なものなんですよね。
なんでもそうなのでしょう。表があれば裏もあって、メリットがあって、デメリットがないということは、おかしなことなのです。
ですが、クレジットカードの現金化にいたっては、あまりデメリットらしい点は、探しても見つからないのではないかと思われます。
もしあるとすれば、昔、現金化を換金化目的だと思われて、クレジットカードを取り上げられてしまった人がいたということくらいでしょうか。
一昔前には、悪徳な現金化業者が逮捕されたことがありましたが、そういう詐欺も、どこにでもあるといえばどこにでもある話です。
でも今はSNS全盛期時代ですので、悪いことをする業者はすぐ悪評が立ち、商売を続けることは不可能です。
おかげでそういった詐欺行為は、最近ではほぼ聞かなくなりました。
また業者の現金化処理ノウハウも向上し、クレジットカードの現金化がカード会社にバレて、カードの利用停止処分ということも、あまり聞いたことがありません。
しかし、慎重な正確の方からすれば、過去にそういう履歴があるというだけで、十分デメリットなのかもしれませんね。
以上を持ちまして、クレジットカード現金化は今後もますます需要が高まり、誰でも気軽にできる便利ツールと化すでしょう。