ネットで見かけることがある、クレジットカード現金化の広告やランキングサイト。
これだけたくさんの広告が並んでいるということは、それだけニーズがあるということです。
いったいなぜ、クレジットカードの現金化がここまでもてはやされているのでしょうか?
その秘密を解く鍵は、クレジットカードのショッピング枠とキャッシング枠の関係にあります。
クレジットカード現金化とは?
消費者金融で作ったキャッシングカードというのは、全額が現金キャッシングを前提としています。
50万円の枠があるカードであれば、50万円まで現金を引き出すことが出来ます。
しかし、クレジットカードは違います。
クレジットカードというのは信販のためのものなので、あくまでも商品の購入を前提としたものです。
ショップなどの加盟店でのショッピングにおいてクレジットカードを出せば、その枠の範囲内で買い物ができるようになっています。
海外ではクレジットカードがない客には商品を売らないこともあるので、ある意味では現金より大切な存在と言えるかも知れません。
クレジットカードにもサービスの一環としてキャッシング枠というものがあります。
一定の範囲内でなら現金キャッシングが出来るので便利なのですが、消費者金融と違って専門の業者ではないので、与信枠のうち良くて半分、少なくて5分の1程度しかキャッシング枠がありません。
これだと急なお金の入用などに使えないということや、すでに消費者金融のキャッシング枠を使い切ってしまっている人にとっては役に立たないというわけで、クレジットカードの残り大部分を占めているショッピング枠に目をつけ、それを現金化しようということなのです。
どうやって現金に変えるかというと、ある商品を買えばOKという単純な仕掛けになっています。
キャッシュバック特典の仕組みを利用して現金を作る!
ある商品を買うとオマケでキャッシュバック(返金)を行う仕組みを利用して、現金化を行います。
まず、現金化を扱う業者はどの会社においても、「キャッシュバック率」と呼ばれるものが定めてあります。
その還元率通りに、現金が入金されるようなシステムです。
10万円だと85パーセント、100万円だと96パーセントなどというように、その額によって還元率が異なってます。
つまり、高い額の方が、還元率が圧倒的に高くなるということですね。
商品を購入したあとはその還元率通りの還元を待つことになるのですが、入金後の返済は、どこにするか分かりますか?
クレジットカード現金化で生まれた返済額は、原則「カード会社」に返済することになってますので、返済方法(リボ払い・分割払い)を決めて、カード会社に返済していきます。
現金化で生じた返済額を、現金化会社に返済すると思い込んでる方もいますが、現金化業者は賃金業者とは違うので、返済は、あくまでもカード会社に払っていきます。
そのような仕組みになってるのですが、けっして申し込みも面倒ではありません、振込みも早いです。
5分後に振り込まれるようなことは中々ありませんが、土日祝を覗除いた即日入金であれば、だいたいどこの業者も対応してくれます。
クレジットカードの現金化のシステムは、分かりにくいというよりも、どんなものか知らないだけに過ぎないとも言えるので、色んな情報サイトを開いて、積極的に知っていくようにすれば、仕組みをより明細に理解することができるかと思われます。
ただし、クレジットカード現金化会社には、優良な会社もあれば、悪徳業者もあります。
少しでも怪しいと感じた会社は、避けるようにしていきましょう。